神棚ショップ便り 令和2年3月 神社散策 VOL113

神棚ショップ便り 令和2年3月 神社散策 VOL113

 

延喜式内社 甲斐国二十社の一つに数えられている

富士山世界文化遺産である

古社 河口浅間神社甲斐国八代郡)を散策した

 

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河口浅間神社 鳥居


  
住所は山梨県南都留郡富士河口湖町河口1番地

河口湖駅より路線バス甲府行き、

又は大石プチペンション村行き「河口局前」下車


河口湖の東側湖畔に鎮座する河口浅間神社の創建は

貞観7年(865)であり 前年から発生していた

富士山の貞観大噴火により、甲斐国は甚大な

被害を受けており

このため勅命により、

浅間大神木花咲耶姫命)を奉斎して鎮火を

祈願。これが創建の由緒となっている

 

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往時は大勢の修験者や富士講の巡礼者が集まり、

宿坊の数は120軒を超え富士山信仰の拠点であったようだ

現在は

世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」

の構成遺産となっている

 

表参道入り口には約18mもの反り増しがある

明神系鳥居を供える 鳥居をくぐると

そこには根廻り7m余りの杉並木がずっと続いている

先頭の2本は幹周が約7メートルもの太さがあり

足を止めて見入ってしまう

 

参道中央には波多志社( ご祭神は伴真貞(とものまさだ))が参道中央に鎮座する。

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夫婦杉



参道より随神門をくぐると正面の本殿を中心にして、

半時計回りの順番に杉の木に番号がつけられている

右側には7本の素晴らしい威容の巨樹が残されており

高さはゆうに40メートルを超える巨樹である

根廻り最大30m 樹高47m余りを始とし

杉や檜、欅、樅、松等百本余りの森となっている

 

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多くの末社を祀っており中でも車で15分ほど

登り少し歩くと

幽玄な滝のそばには母の白滝神社が鎮座する

多いに滝のしぶきを浴びてきた

久しぶりに千百年余りの悠久が織り成す鎮守の杜を見た

 

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神棚ショップ便り 令和元年10月 神社散策  VOL108

 


神棚ショップ便り 令和元年10月 神社散策  VOL108

 

今回は北海道に飛び道南のある 鹿部稲荷神社を散策した

住所は北海道茅部郡鹿部町字宮浜321番地

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函館からJR函館本線

 

1日5本の運行なので良く予定をたてる必要がある

鹿部駅を下車し駅前よりバスで鹿部神社前下車

神社は北海道らしい広さを感じる

 

約3000坪もある

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大きな反り増しがあるコンクリートの明神系鳥居をくぐると

左側に手水舎 正面に大きな拝殿・正殿が鎮座する


祭神は

倉稲魂命(うかうみたまのみこと)

日本神話に登場する穀物神で伊奘諾尊が飢え

たときに生まれた神様

「うか」とは穀物を意味する


由緒は

安永9年6月漁業を守護神として松前藩の領主

松前道長公に請願される。

文化3年(1806年)社殿の腐朽により本殿

拝殿を再建落成の上御遷座する

後に鹿部村の産土神社と定め届出、鹿部稲荷社

と号した。

嘉永2年(1849年)伏見稲荷神社よりご

分霊を戴き祭神とする

平成6年に竣工遷座したとのことなので比較的

新しい建物

7月の例大祭は村総出で大に賑わいをみせるそうだ。


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